俺の目つきで
同じ顔して笑いかける
無邪気な小さい悪魔
耳に突っ込んだイヤホン
そのまま大音量にして
食らいつくす渇望
責めるような鬱陶しい冷気
興ざめにもほどがある


手を伸ばせば届きそう
この前は思わず腕が
血みどろになったが
そんなのどうだっていい
世界がツートーンで
面白おかしく見えるんだ
こっちが堕落した俺
あっちが程よく理想的に
全部忘れて狂った俺


悲劇的なのか
喜劇に終わるか
はい、出来ませんでした
だなんて
そんなのありえない
望むのは
最高にぶっ壊れた最期
深くえぐった傷痕残して




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