移り移りゆく景色の中で
木々が緑から赤そして無へ
踊り狂う中で
あなたの
顔が見える
声が聞こえる

すべては
過ぎ去ってしまった幻影
とめどなく溢れ出る濃淡
なのに
わたしののどは虚を歌う
わたしのうでは幽を抱く

終わりが
近づく
誰もいない
どこへ行こうか
どこに行けば
ほんものになるのか

海が見える
そしてあなたの声が
終わりを目覚めさせるのだ




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