きっとちがうんだ
凪にもならず
荒れ狂いもしない
ただ陰鬱な
死んだように
沈んでいくあなたを
見ていることしかできなかった
どこから
間違ってしまったのだろう
光る朝に
さえずる小鳥が
夢見ていたものは
別のものだったのだろう
太陽はときとして
人の子等の身を焦がす
それが救いの手なのならば
わたしは神を許さない
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